スマレジ連携について
スマレジと連携することでらくうるカートの受注の連携と、商品の在庫数の同期ができます。
スマレジとは
0円から始められるクラウドPOSレジシステムです。
iPadやiPhoneのアプリを使用して実店舗やオンラインでの販売をクラウドPOSレジにて管理することができます。
スマレジに関しては以下より詳細をご確認ください。
スマレジに関する操作方法は以下マニュアルなどご参考としてください。
スマレジマニュアル ダウンロードページ
スマレジ連携概要
スマレジでスタンダードプラン以上かつ1契約ID・1店舗・1端末とらくうるカートの1加盟店IDとの連携設定となります。
複数の同時連携はできません。
スマレジ連携設定にて対応させます。スマレジの契約ID・店舗ID・端末IDがらくうるカートと関連付けられます。
スマレジの1端末としてらくうるカートを設定することで、スマレジ上の分析でらくうるカート経由の取引を絞り込めます。
データの上位はスマレジとし、スマレジとらくうるカートの商品の紐づけを行います。
商品の紐づけを行った商品は在庫同期対象となります。
商品の紐づけについてはスマレジ連携設定の在庫同期の商品登録についてをご覧ください。
商品マスタの完全同期していない状態でも、「共通する商品の在庫同期のみ」が行われる状態となります。
在庫同期
スマレジでの在庫変動が自動的にらくうるカートに反映します。
※スマレジ登録済み商品の商品IDをらくうるカート上で設定することで在庫同期の対象となります。
在庫同期対象商品の在庫数はらくうるカート上では編集できなくなります。
1スマレジ上での在庫数変更(加盟店)
スマレジ上の在庫を変更(例:iPadのレジアプリで売上登録した)を行います。
2在庫更新通知(スマレジ → らくうる)
スマレジかららくうるに在庫更新の通知が連携されます。
3在庫取得(らくうる → スマレジ)
2がらくうるカート上で在庫管理している商品の場合に、スマレジに最新の在庫取得を行います。
4在庫応答(スマレジ → らくうる)
連携を受け取ります。
5在庫更新
最新の在庫数に更新します。 この流れによる、在庫の更新は商品詳細の操作履歴に記載されます。
例:商品登録後に在庫が更新が行われた操作履歴
バリエーションパターン1のパターン毎にスマレジの在庫同期が実行されるため、バリエーション毎に操作履歴が表示されます。 なお、在庫同期に失敗した場合には操作履歴には表示されません。
スマレジでは在庫の最大値が999,999,999であり、マイナス在庫(例:-1)も設定できますが、らくうるカートでは在庫の範囲として0~999,999となっています。
らくうるカートでの在庫設定範囲外の値が連携されてきた場合には以下の挙動となります。
スマレジから同期された値がマイナスの場合、らくうるカート上では在庫に0を設定します。
スマレジから同期された値が999,999を超える場合、らくうるカート上では在庫に999,999を設定します。
受注情報連携
らくうるカートでの受注をスマレジへ連携します。
らくうるカート上の受注情報がスマレジへ自動で連携されます。
連携された受注に在庫連動している商品がある場合には、スマレジ上の在庫が消化されます。
また、受注の編集による数量変更や、キャンセルの場合にもスマレジへ都度連携し、在庫が同期されていきます。
1注文(注文者)
エンドユーザーが商品を注文します。
2受注登録(らくうる → スマレジ)
らくうるからスマレジに受注情報の取引登録を行います。 全ての注文(通常注文、予約注文、代理注文、定期購入の注文、会費モードでの注文)で取引登録が行われます。 取引登録結果は受注明細のログに出力されます。
例:受注後にスマレジ連携で取引登録が行われた操作履歴
3取引登録(スマレジ)
2で連携された受注の取引登録が行われます。
商品在庫が変動した場合は、在庫同期の2と同様に在庫変動通知がされた後、在庫が同期されます。
受注編集
らくうるカートでの受注編集(注文商品編集)の場合に、取引取消後に取引登録が行われます。
連携においてスマレジ側で取引編集が無いため、既存取引を取消した後に改めて取引の登録を行います。
1受注編集(加盟店)
加盟店様が受注を編集します。
2受注取消(らくうる → スマレジ)
らくうるからスマレジに受注情報の取引取消を行います。(スマレジとの連携にて取引編集が無いため、取引取消後に取引登録が行われます)
取引取消は受注明細のログに出力されます。
3取引取消(スマレジ)
2で連携された受注の取引取消が行われます。
4受注登録(らくうる → スマレジ)
らくうるからスマレジに受注情報の取引登録を行います。
取引登録は受注明細のログに出力されます。
例:受注編集後にスマレジ連携で取引取消および取引登録が行われた操作履歴
5取引登録(スマレジ)
4で連携された受注の取引登録が行われます。
商品在庫が変動した場合は、在庫同期の2と同様に在庫変動通知がされた後、在庫が同期されます。
受注キャンセル
1受注編集(加盟店)
加盟店様が受注を編集します。
2受注取消(らくうる → スマレジ)
らくうるからスマレジに受注情報の取引取消を行います。
取引取消は受注明細のログに出力されます。
例:キャンセルステータスへの変更後にスマレジ連携で取引取消が行われた操作履歴
3取引取消(スマレジ)
2で連携された受注の取引取消が行われます。
商品在庫が変動した場合は、在庫同期の2と同様に在庫変動通知がされた後、在庫が同期されます。
らくうるカート上での在庫変動について
スマレジの在庫数を元にらくうるカート上の在庫を更新します。
スマレジとの在庫同期対象商品の場合は、らくうるカート管理画面上にて手動で在庫を指定することはできません。受注・受注編集・受注キャンセルおよびスマレジとの同期によってのみらくうるカート上での在庫が変更されます。
(加盟店様による該当商品の在庫指定は行えません。商品詳細ページでの在庫変更のみならず、商品かんたん一括変更やCSVファイルによる在庫の一括変更も行えません。)
受注時の在庫変更
受注時にはそのタイミングでらくうるカート上で一旦在庫が変動します。
らくうるカートからスマレジへの受注登録によりスマレジ上で在庫が変更されると、スマレジ上の在庫変更がらくうるカートに通知されます。通知を受けたらくうるカートでは在庫取得をスマレジへ行い、応答された在庫数で在庫を上書きします。
スマレジ側メンテナンスなどにより取引登録に失敗した場合は、本来スマレジ側でマイナスされる在庫が変動しません。
次回に同じ商品が注文された場合など、らくうるカートでは一旦在庫が減りますが、スマレジに受注登録した際に前回マイナス分が無いうえで今回分が反映されるためスマレジ上の在庫が想定より多くなってしまいます。その状態でらくうるカートと在庫が同期されるため、らくうるカートでは在庫が戻るように見えてしまいます。このような現象が発生する恐れがありますので、予めご承知のほどお願い致します。
受注編集時・受注キャンセル時の在庫変更
受注時の在庫変更と同様に、即時にらくうるカート上で一旦在庫が変動します。
その後、らくうるカート→スマレジへの取引取消(および受注編集時には受注登録)を経て、スマレジからの在庫変動通知を受けとります。在庫連動通知を契機にらくうるカートからスマレジへ在庫取得を行い、応答された在庫数でらくうるカート上の在庫が上書きされます。
スマレジとの在庫同期対象商品の設定について
商品詳細にてスマレジ商品IDの指定及び、在庫管理フラグのチェックの場合に、在庫同期の対象となります。
商品詳細でのスマレジ商品IDおよび在庫管理フラグの設定についてまとめると以下の表となります。
スマレジ商品ID | 在庫管理フラグあり | 在庫管理フラグなし |
---|---|---|
無し | 直接の在庫指定が可能 | 在庫管理しないため在庫指定不可 |
有り |
直接の在庫指定は不可(※) スマレジ連携による在庫同期の対象 |
在庫管理しないため在庫指定不可 スマレジ連携による在庫同期の対象外 |
※管理画面の商品詳細、かんたん商品一括変更、商品一括登録、商品一括変更での在庫指定は不可です。受注による在庫の在庫減少、受注編集による在庫増減は即反映されます。
商品登録時にスマレジ商品IDが指定され、在庫管理フラグがある場合、スマレジ連携による在庫同期が完了するまではらくうるカート上で在庫0扱いとなります。
在庫同期対象の単位
- バリエーションパターン1のパリエーション毎に同期設定が行えます。
スマレジ商品IDはバリエーションパターン1のバリエーション毎に設定可能であり、在庫管理フラグもバリエーションパターン1のバリエーション毎に設定可能です。スマレジ商品ID指定あり、在庫管理フラグチェックのバリエーションはスマレジ連携での在庫同期対象となります。 - バリエーションパターン2の場合は、バリエーション毎にスマレジ商品IDや在庫管理フラグ設定行えないため、商品に対してのみスマレジ連携の在庫同期対象(または対象外)の設定となります。
在庫同期されない条件
- スマレジ契約のみでは商品在庫は同期されません。(らくうるカートの契約またはお試し利用が必要です。)
- スマレジ連携設定が無効な場合は、上記設定にかかわらず商品在庫は同期されません。
- スマレジからの在庫変更通知では、らくうるカートに一致するスマレジ商品IDが無いまたは、商品詳細設定の在庫管理フラグが未チェック場合には在庫同期はされません。
- スマレジ側の商品登録の在庫管理区分(stockControlDivision)を1:在庫管理対象外とした場合は、在庫変更通知がされないため、らくうるカートとの在庫同期もされません。
スマレジ連携結果(同期内容)とらくうるカートに設定される値
- スマレジから同期された値がマイナスの場合、らくうるカート上では在庫に0を設定します。
- スマレジから同期された値が999,999を超える場合、らくうるカート上では在庫に999,999を設定します。
- 同期時のエラー内容がスマレジにてスマレジ商品IDが無い場合、らくうるカート上では在庫に0を設定します。(らくうるカートでの商品登録時にスマレジ上に無いスマレジ商品IDを指定した場合などに発生します。)
- 同期時にエラー内容が上記以外の場合、らくうるカート上では在庫を更新しません。
但し、在庫に数値指定が無く空の場合は、らくうるカート上では在庫に0を設定します。
在庫同期のログ
- 商品詳細の下部の操作履歴に同期ログが出力されます。同期日時、対象のバリエーション、更新後の在庫数が表示されます。
例:商品登録後に在庫が更新が行われた操作履歴
在庫同期の契機
-
商品登録、商品更新、商品一括登録、商品一括変更を契機に条件を満たす商品がある場合にスマレジ連携の在庫同期を行います。
(かんたん商品一括変更では、スマレジ商品IDを指定できないうえ、スマレジ商品ID指定済み商品の在庫更新もできないので、かんたん商品一括変更時に在庫同期は発生しません。) - スマレジからの在庫変更通知受信を契機に、通知内のスマレジ商品IDがらくうるカート上で在庫同期対象であればスマレジに在庫数を問い合わせます。
※らくうるカートでの受注、受注変更、受注キャンセルでは取引登録・取引取消をスマレジに連携します。それによりスマレジ側の在庫数が変更されたうえで、スマレジから在庫変更通知がとどいたことを契機に在庫同期が行われます。
スマレジとの連携の失敗について
スマレジとの連携はスマレジ連携ログ一覧にて確認可能です。
スマレジ連携ログ一覧の確認方法:店舗設定→外部サービス連携→スマレジ連携設定→[スマレジ連携ログ]にて確認可能です。
スマレジとの連携(在庫一覧取得、取引情報登録、取引情報削除)での失敗ログはスマレジ連携ログに記載され、最新の失敗ログは加盟店TOPページに記載されます。
連携失敗の場合にシステム的に再度連携を呼び出すようなリカバリー処理は行われませんので、エラーが発生した場合は、スマレジとらくうるの双方の管理画面を開き、必要に応じてエラーになった取引情報や在庫情報を参照したうえで修正をお願い致します。
スマレジ連携の失敗原因について
在庫取得の失敗の場合は、スマレジ上に無いスマレジ商品IDを指定していることがあります。
スマレジ連携ログ一覧にてエラーとなっているシステム商品番号を控えたうえで、対応するバリエーションへ設定されているスマレジ商品IDをご確認ください。
スマレジ連携を行うスマレジ契約が異なる場合や店舗ID、端末IDが正しくない場合にエラーとなります。
今一度情報をご確認ください。
商品詳細ではスマレジ連携により値を更新した場合にのみ操作履歴へ出力されます。エラーになった場合は、操作履歴へ表示されませんのでご注意ください。